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方法の書き方①

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方法の書き方①

【ステップⅠ】最初に意識すべきこと

今回は、方法の書き方を解説します。
方法を書くにあたって、必ず念頭に置いてほしいことが1つあります。
それは、「追試可能性の保証」ということ。
追試可能性は、再現可能性とも言います。
そのレポートを読んだだけで、同じ実験が再現できること、そのために必要な情報が記載されているということを言います。

同じ実験が実施できるように、必要な情報は漏らさずに書くことを意識して、方法を書いて下さい。

1. 方法は全て過去形で
2. 適切に項目分けをして
3. 箇条書きは不可、必ず文章で


1. 方法は全て過去形で

 実験レポートは、既に行われた実験の報告である。そのため、方法は「このように行いました」ということを記述する章なので、当然全て過去形になる
 ここで注意したいのが、教科書や配布資料では現在形で書かれているということ。教科書では、「このように実験をしましょう」という教材であるので、当然現在形となる。
 学生が実験レポートを作成する場合、教科書やテーマ毎に配布された資料を参考に書くであろう。その際、参考元が現在形であるため、レポートもそのまま現在形にしてしまうケースが良く見られるが、必ず全て過去形に直すこと。



2. 適切に項目分けをして

 全体の構成については別途解説した通りである。必ず、項目を中見出しとして使用し、その項目内を文章で説明するように。方法の中の項目の種類や順番は、多少変わってくるケースもあるので、授業内での指示に従うこと



3. 箇条書きは不可、必ず文章で

 方法の各項目では、箇条書きで記載されるレポートが良く見られる。実験レポートは、実験を報告する文書なので、本文中に箇条書きは認められない必ず文章で記述すること。

<悪い例>
実験日時:10月11日(水)~10月18日(水)。
<修正後の例>
実験日時
 本実験は、10月11日(水)から10月18日(水)にかけて実施された。

<悪い例>
実験材料
 鏡映描写装置、ストップウォッチ、星型の図形。
<修正後の例>
実験材料
 ㈱○○○社の鏡映描写装置と、ストップウォッチ、図1に示した星型の図形を用いた。


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Date: 2017.04.28 Category: 方法  Comments (0) 

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プロフィール

Author:ALJDN
専門は実験系心理学。
複数の大学で心理学実験の演習を担当。

初めてレポートを書く時はステップⅠを、1~2度経験してレポート作成の基礎が習得されてきたらステップⅡを確認することをお勧めします。

広く拡散して頂けると幸いです。

更に解説して欲しいポイントなど、ご要望があればお願いします。追加解説していく予定です。

その他、ご意見やご要望、あるいは実際のレポートにおける様々な実例など、ブログの充実に役立つ情報をお待ちしております。

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