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レポート作成にあたっての全般的な注意事項①

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レポート作成にあたっての全般的な注意事項①

【ステップⅠ】最初に意識すべきこと

ここでは、レポートを書く際に、レポート全体を通して注意しておきたいことを解説します。
特に初めてレポートを作成するさいにも注意して欲しい点をまとめます。

1. 本文は全て文章。箇条書きや単語の羅列は絶対に駄目。
2. ~である、~だ調で。ですます調は使用しない:文体は統一
3. 適度に段落分けすること
4. レポートは白黒が原則。本文中の太字による強調も不可



1. 本文は全て文章。箇条書きや単語の羅列は絶対に駄目。

 レポート作成においては、本文は全て文章にすることが求められる。本文は、というのは、見出し以外はと考えても良い。論文は本来、報告文書であり、見出し以外は文章で書かれることが基本となり、図表はあくまで補足に過ぎない。

 特に実験レポートで見受けられる悪い例として、
   結果が図と表のみ。文章による説明が一切ない。
   手続きで箇条書き。
   実験材料や実験日時などで、単語の列挙のみ。

確かに、箇条書きや単語の列挙の方が見やすいケースも多いが、見やすさ以上に、文章で報告が基本というルールが優先すると思ってほしい。


2. ~である、~だ調で。ですます調は使用しない:文体は統一

 実験レポートは、学術論文の書き方が元にあるとは述べた通りである。そこで、主観的な表現は駄目とか、エッセイのような書き方は駄目などの添削を受ける方も多い。
 細かい表現のヒントは追って解説するが、まずは、ですます調の話し言葉は使用しないことから始めて欲しい。ただし、教示文(詳しくは方法の書き方を参照のこと)を提示する際、伝え方をそのまま表記するケースがあるので、この部分に限ってはですます調になることはある。


3. 適度に段落分けすること

 読みにくいレポートの1つの特徴に、1段落がとても長いというものがある。
 特に、目的や手続き、考察でよく見受けられる。ほとんど段落が変わることなく1章または1項目書きあげられていることが多い。
 適度に段落が分けられている方が、読み手にとっても読みやすいレポートになる。
 
 では、段落はどのように分けるべきなのか?

 1つの目安としては、”1トピック=1段落” とすると良い。

 例えば、実験手続きの場合
   実験条件の違い(実験群と統制群の違い)で1段落
   1試行の手続きで1段落
   系列の説明で1段落
などである。
 

4. レポートは白黒が原則。本文中の太字による強調も不可

 レポートは、原則カラー印刷は不可となる。白黒で印刷して見やすいレポートを心掛けること。

 ただし、図については、カラーでも可とされる可能性はある。これは担当教員の判断によるので、教場での指示に従うこと。特に支持がない場合は、原則に従って白黒にすることを勧める。

 本文は、カラーだけでなく、太字による強調も不可となる。配布資料や教科書では、重要事項を強調するために色を変えたり太字にしたりしているケースが考えられる。これらは、重要事項を見落とさないようにという教育的配慮によるもので、レポート作成に当たって、そのまま写してしまい、結果太字を使用しているケースが見受けられる。このようなことのないよう、考えなしに資料の丸写しはせずに、適切に修正するように。

 太字による強調は、見出しについてはこの限りではない。むしろ、「目的」「方法」などの大きな見出しだけでなく、「方法」内の実験参加者や手続きなどの見出しについては、太字やフォントの変更などを行い、見やすいレポートを作成するように。




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Date: 2017.04.28 Category: 全般  Comments (0) 

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プロフィール

Author:ALJDN
専門は実験系心理学。
複数の大学で心理学実験の演習を担当。

初めてレポートを書く時はステップⅠを、1~2度経験してレポート作成の基礎が習得されてきたらステップⅡを確認することをお勧めします。

広く拡散して頂けると幸いです。

更に解説して欲しいポイントなど、ご要望があればお願いします。追加解説していく予定です。

その他、ご意見やご要望、あるいは実際のレポートにおける様々な実例など、ブログの充実に役立つ情報をお待ちしております。

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