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Excelの使い方④:グラフの作成・標準偏差の表示

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Excelの使い方④:グラフの作成・標準偏差の表示

【ステップⅡ】グラフの作成③・エラーバーで標準偏差をつける

今回は、Excelを用いてグラフを作成する際の、標準偏差の表示について解説します。
Excelで誤差範囲として標準偏差を表示するのは、Excelに慣れていない方が試行錯誤で行うのには難解と思われます。
始めのうち(ステップⅠ)としては、間違った図を作るくらいなら、無理して標準偏差をつけないのもありと考えていますが、最終的には標準偏差をつけることは当然のこととして、その操作手順を習得して下さい。

1. Excel上でデータ元の整理
2. 標準偏差の表示法



1. Excel上でデータ元の整理

 Excelでグラフを作る場合、図の書き方の最初に、データ整理とは別にグラフの元になる部分をまとめることをお勧めした。標準偏差の表示でも同様で、平均値の下に標準偏差をまとめておくこと
SD表示図①



2. 標準偏差の表示法

a) 系列が1つの場合(折れ線グラフを例に)

《Excel 2013の場合》
・図を1回クリックした(図を選択した)後に、
 メニュー「レイアウト」⇒「誤差範囲」⇒「その他の誤差範囲のオプションを選択する。
※ここで、「誤差範囲(標準偏差)」は選択しないこと!

SD表示図②

・誤差範囲の書式設定のダイアログで、
  表示は「両方向」
  誤差範囲は「ユーザー指定」を選択し、値の指定をクリックする。
SD表示図③

《Excel 2016の場合》
・図を1回クリックした(図を選択した)後に、
 メニュー「デザイン」⇒「グラフ要素の追加」⇒「誤差範囲」⇒「その他の誤差範囲のオプションを選択する。
※ここで、「標準偏差」は選択しないこと!
SD表示図②new 

・右側に表示される誤差範囲の書式設定で、
  表示は「両方向」
  終点のスタイルは「キャップあり」
  誤差範囲は「ユーザー指定」を選択し、値の指定をクリックする。
SD表示図③new 

《以下、共通》



・ユーザー指定の誤差範囲のダイアログで
  「正の値」と「負の値」共に
  ワークシート上の標準偏差が表示されているセルを、数値の部分のみ選択する。
SD表示図④

・ユーザー指定の誤差範囲のダイアログで「OK」、誤差範囲の書式設定のダイアログで「閉じる」をクリックすると、図に標準偏差が追加されている。
SD表示図⑤


b) 系列が2つの場合(棒グラフを例に)
・メニュー「レイアウト」⇒「誤差範囲」⇒「その他の誤差範囲のオプション」を選択する。
・誤差範囲の追加のダイアログで、標準偏差を追加する系列を指定する。
(これは、2系列とも順番に実施する)
SD表示図⑥

・誤差範囲の書式設定のダイアログで、
  表示は「両方向」
  誤差範囲は「ユーザー指定」を選択し、値の指定をクリックする。
・ユーザー指定の誤差範囲のダイアログで
  「正の値」と「負の値」共に
  ワークシート上の標準偏差が表示されているセルを、数値の部分のみ選択する。
SD表示図⑦

・ユーザー指定の誤差範囲のダイアログで「OK」、誤差範囲の書式設定のダイアログで「閉じる」をクリックすると、図に標準偏差が追加されている。
・系列毎に標準偏差を追加すると、以下のようになる。
SD表示図⑧




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Date: 2019.03.27 Category: 統計処理  Comments (0) 

Excelの使い方③:グラフの作成・軸とタイトル

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Excelの使い方③:グラフの作成・軸とタイトル

【ステップⅠ】グラフの作成②・タイトルと軸の説明

今回は、Excelを用いてグラフを作成する際の、軸やタイトルの編集について解説します。
前回からの続きで、実験レポートに掲載するのに相応しい形の最低限のポイントは、これでクリアできることになります。
なお、軸やタイトルの編集は、棒グラフでも折れ線グラフでも共通しますので、今回は分けずに解説します。


1. 細かい点の修正
2. タイトルの編集
3. 横軸の編集
4. 縦軸の編集


1. 細かい点の修正

最初に、以下の細かい点を修正すると良い。

a) 横線の削除
図中の横線は、一般に心理学論文ではつけない。そのため、以下の手順で削除する。
・横線のどこかを1回左クリックする。
・その状態で、以下のいずれかの方法で削除する。
   右クリックから削除を選択
   キーボードのDEL または BACK SPACE を押す
図横線削除①

b) 系列名の削除
系列が1つの場合は、表示しない。そのため、以下の手順で削除する。
・系列1回左クリックする。
・その状態で、以下のいずれかの方法で削除する。
   右クリックから削除を選択
   キーボードのDEL または BACK SPACE を押す
図系列削除①


2. タイトルの編集

前回の説明の時点では、データ元の左側にあるラベルの名前が図の上に表示される。
タイトルをつける方法としては、以下の2通りを解説する。

a) Excelの図の中でタイトルを編集する
・図のタイトル「平均」とあるところを、1回左クリックする。
・すると、以下のように「平均」とあるところが線で囲まれる。
図タイトル編集①

・その状態で、もう一度、タイトルの真ん中(平均と字のあるところ)を左クリックする。
・すると、タイトルを囲っていた線が点線に変わり、クリックしたところに縦線が点滅する。
・この点滅している縦線のところで、文章をキーボード入力で編集可能になる。
図タイトル編集②

・タイトルを入力したら、もう一度タイトルを一度左クリックする。
・線で囲まれた状態で、マウスをこの線の位置に合わせると、マウスカーソル(マウスのマーク)が、上下左右4方向全てに矢印が出ている状態になる。
・この状態で、左クリックしたまま、ドラッグによりタイトルを移動させることが出来る。
図タイトル編集③

・タイトルを下の方に移動したら、同じ要領で、図自体を上に移動させる。
・図をクリック ⇒ 図にマウスを合わせる(矢印が4方向になる) ⇒ ドラッグ可能。
・図とタイトルの位置が正しい位置に来たら、タイトルを選択(左クリック)し、フォント・サイズを適切な大きさに変更する。
図タイトル編集④


b) 図をWordに貼り付けてからタイトルを編集する
・図のタイトルを一度左クリックし、選択する。
・その状態で、以下のいずれかの方法で図の枠線を削除する。
   右クリックから削除を選択
   キーボードのDEL または BACK SPACE を押す
図タイトル編集⑤

・図の枠線が無くなった状態で、図をコピーし、Wordに貼り付ける。
・Wordの文章で、図の下にタイトルを付ける。
図タイトル編集⑥


3. 横軸の編集

《Excel 2013の場合》
・図を一度左クリックして選択した後に、メニュー「レイアウト」を選択。
・「軸ラベル」 ⇒ 「主横軸ラベル」 ⇒ 「軸ラベルを軸の下に配置」を選択する。
図横軸編集①


《Excel 2016の場合》
・図を一度左クリックして選択した後に、メニュー「デザイン」を選択。
・(一番左の)「グラフ要素を追加」 ⇒ 「軸ラベル」⇒「第1横軸ラベル」を選択する。
図横軸編集①new 
・すると軸の下に、「軸ラベル」と出る。
・軸ラベルは、タイトルと同様に編集できる。
図横軸編集②


4. 縦軸の編集

《Excel 2013の場合》
・図を一度左クリックして選択した後に、メニュー「レイアウト」を選択。
・「軸ラベル」 ⇒ 「主縦軸ラベル」 ⇒ 「軸ラベルを垂直に配置」を選択する。
図縦軸編集①

《Excel 2016の場合》
・図を一度左クリックして選択した後に、メニュー「デザイン」を選択。
・(一番左の)「グラフ要素を追加」 ⇒ 「軸ラベル」⇒「第1縦軸ラベル」を選択する。すると軸の左に、「軸ラベル」と出る。
図横軸編集①new 

・軸ラベルは、タイトルと同様に編集できる。
図縦軸編集②



Date: 2019.03.23 Category: 統計処理  Comments (0) 

Excelの使い方②-2:グラフの作成の初歩(Excel 2016用)

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Excelの使い方②-2:グラフの作成の初歩 (Excel 2016用)

【ステップⅠ】グラフの作成①・初歩

今回は、Excelを用いてグラフを作成する方法の初歩を解説します。
グラフの中心的な部分の作成を取り扱います。
より適切な図にするため、タイトルの付け方や、軸の編集などは、次に取りあげます。

1. Excel上でデータ元の整理
2. 棒グラフの作り方
3. 折れ線グラフの作り方



1. Excel上でデータ元の整理

 Excelでグラフを作る場合、データ整理で平均値などを計算し出力した場所をそのまま利用してグラフを作ることも可能であるが、別にグラフの元になる部分をまとめることをお勧めする。理由としては、その方がグラフが作りやすい事と、後で見た時にどこにあるデータでグラフを作成したかがわかりやすいことが挙げられる。
Excel使い方⑥


2. 棒グラフの作り方

a) 系列が1つの場合:
グラフの元になる部分を範囲指定する。この際、上と右側のラベルも範囲指定する。
・ただし、標準偏差は範囲に入れないこと。
図の作り方②


・そのままの状態で、メニュー「挿入」からグラフの「縦棒」⇒「2D縦棒の集合縦棒」(表示の中の一番左上)を選択する。
図の作り方③new 


・すると、横に図が表示される。
・この後の修正は別の回で説明する。
図の作り方④new 


b) 系列が2つの場合:
・系列が2つ以上ある場合も同様に、グラフの元になる部分を範囲指定する。この際、上と右側のラベルも範囲指定する。
・ただし、標準偏差は範囲に入れないこと。
図の作り方⑤


・そのままの状態で、メニュー「挿入」からグラフの「縦棒」⇒「2D縦棒の集合縦棒」(表示の中の一番左上)を選択する。
・すると、横に図が表示される。
・この後の修正は別の回で説明する。
図の作り方⑥new 



3. 折れ線グラフの作り方

折れ線グラフも、作り方は基本的に棒グラフと同じ。グラフの種類の選択時に、折れ線グラフを選ぶこと。

a) 系列が1つの場合:
グラフの元になる部分を範囲指定する。この際、上と右側のラベルも範囲指定する。
・ただし、標準偏差は範囲に入れないこと。
図の作り方⑦


・そのままの状態で、メニュー「挿入」からグラフの「折れ線」⇒「マーカー付き折れ線」(一番上の列の左から4番目)を選択する。
図の作り方⑧new 


・すると、横に図が表示される。
・この後の修正は別の回で説明する。
図の作り方⑨new 



b) 系列が2つの場合:
・系列が2つ以上ある場合も同様に、グラフの元になる部分を範囲指定する。この際、上と右側のラベルも範囲指定する。
・ただし、標準偏差は範囲に入れないこと。
図の作り方⑩


・そのままの状態で、メニュー「挿入」からグラフの「折れ線」⇒「マーカー付き折れ線」(一番上の列の左から4番目)を選択する。
・すると、横に図が表示される。
・この後の修正は別の回で説明する。
 図の作り方⑪new 


Date: 2019.03.20 Category: 統計処理  Comments (0) 

Excelの使い方②-1:グラフの作成の初歩(Excel 2013用)

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Excelの使い方②-1:グラフの作成の初歩 (Excel 2013用)

【ステップⅠ】グラフの作成①・初歩

今回は、Excelを用いてグラフを作成する方法の初歩を解説します。
グラフの中心的な部分の作成を取り扱います。
より適切な図にするため、タイトルの付け方や、軸の編集などは、次に取りあげます。

1. Excel上でデータ元の整理
2. 棒グラフの作り方
3. 折れ線グラフの作り方



1. Excel上でデータ元の整理

 Excelでグラフを作る場合、データ整理で平均値などを計算し出力した場所をそのまま利用してグラフを作ることも可能であるが、別にグラフの元になる部分をまとめることをお勧めする。理由としては、その方がグラフが作りやすい事と、後で見た時にどこにあるデータでグラフを作成したかがわかりやすいことが挙げられる。
Excel使い方⑥


2. 棒グラフの作り方

a) 系列が1つの場合:
グラフの元になる部分を範囲指定する。この際、上と右側のラベルも範囲指定する。
・ただし、標準偏差は範囲に入れないこと。
図の作り方②


・そのままの状態で、メニュー「挿入」からグラフの「縦棒」⇒「2D縦棒の集合縦棒」(表示の中の一番左上)を選択する。
図の作り方③


・すると、横に図が表示される。
・この後の修正は別の回で説明する。
図の作り方④


b) 系列が2つの場合:
・系列が2つ以上ある場合も同様に、グラフの元になる部分を範囲指定する。この際、上と右側のラベルも範囲指定する。
・ただし、標準偏差は範囲に入れないこと。
図の作り方⑤


・そのままの状態で、メニュー「挿入」からグラフの「縦棒」⇒「2D縦棒の集合縦棒」(表示の中の一番左上)を選択する。
・すると、横に図が表示される。
・この後の修正は別の回で説明する。
図の作り方⑥



3. 折れ線グラフの作り方

折れ線グラフも、作り方は基本的に棒グラフと同じ。グラフの種類の選択時に、折れ線グラフを選ぶこと。

a) 系列が1つの場合:
グラフの元になる部分を範囲指定する。この際、上と右側のラベルも範囲指定する。
・ただし、標準偏差は範囲に入れないこと。
図の作り方⑦


・そのままの状態で、メニュー「挿入」からグラフの「折れ線」⇒「マーカー付き折れ線」(左側の上から2番目)を選択する。
図の作り方⑧


・すると、横に図が表示される。
・この後の修正は別の回で説明する。
図の作り方⑨



b) 系列が2つの場合:
・系列が2つ以上ある場合も同様に、グラフの元になる部分を範囲指定する。この際、上と右側のラベルも範囲指定する。
・ただし、標準偏差は範囲に入れないこと。
図の作り方⑩


・そのままの状態で、メニュー「挿入」からグラフの「折れ線」⇒「マーカー付き折れ線」(左側の上から2番目)を選択する。
・すると、横に図が表示される。
・この後の修正は別の回で説明する。
図の作り方⑪


Date: 2019.03.20 Category: 統計処理  Comments (0) 

Excelの使い方①:平均値と標準偏差の計算

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Excelの使い方①:平均値と標準偏差の計算

【ステップⅠ】Excelの関数機能を使って、平均値と標準偏差を計算する

今回は、Excelを用いて平均値と標準偏差を算出する方法を解説します。
授業によっては、最初は電卓を使用して計算する方法を説明されるかもしれません。
しかし、いずれはExcelでデータ整理し、その中で基本統計量を算出するようになっていくと思いますので、最初からExcelを使うことに慣れることをお勧めします。平均値や標準偏差の計算の段階で計算間違いをしてつまずくことは、教育的にも望ましくないと考えます。
Excelの関数機能を使えば、簡単に平均値と標準偏差も算出できますし、その後のデータ整理にもつながっていきますので、以下の使用例を真似る形で、Execlの関数を使えるよう心掛け下さい。


1. Excelへのローデータの入力
2. 関数による平均値の算出
3. 関数による標準偏差の算出


1. Excelへのローデータの入力

<実験例①:作業記憶の実験>
・例題として、作業記憶の実験を取り上げる。概要としては、数字の羅列を記憶する課題で、妨害刺激として、①ホワイトノイズ、②単語の音読、③ランダムな数字の音読、の3条件を設定し、誤答数を指標とした。

・データを入れる範囲の先頭行に、条件(群)を示すラベルを入力する。
・得られたデータは、同じ条件のデータを縦に(同じ列に)入力していく。
Excel使い方①



2. 関数による平均値の算出

・平均値を出力したいセルを選択する。一般的には、元のデータの下にする。
・数式バーの横にある「fx」をクリックするか、メニュー「数式」の左端にある「関数の挿入」をクリックする。
Excel使い方②


・「関数の挿入」ダイアログが出るので、「AVERAGE」を選択する。
Excel使い方③


・「AVERAGE」が出ない場合は、「関数の分類」で「統計」または「全て表示」を選択すると表示される。
Excel使い方④


・「数値1」で、計算元となる範囲を指定し、「OK」をクリックする。
Excel使い方⑤


・同様のことを条件毎に実施し、平均値を表示しているセルの横に、平均値であることがわかるようにラベルを付ける
Excel使い方⑥



3. 関数による標準偏差の算出


・標準偏差の算出も、選択する関数の名前が異なるだけで、操作手順は平均値と同じ
・出力先を選択した後に、関数の挿入を選択する。
・選択する関数は、「STDEV.S」「STDEV.P」のいずれか。詳しい違いは別途コラムにて解説したが、簡単な違いは以下の通り。どちらを使用するかは、授業での指示に従うこと。

  STDEV.S:母集団の標準偏差の推定値。STDEVPより少し値が大きい。
  STDEV.P:標本そのものの標準偏差。

なお、Excelの関数では、ダイアログの中に関数の解説がでるが、標準偏差の解説は間違いやすいので要注意。

  STDEV.S:「標本に基づいて予測した標準偏差を返します」
   ⇒ 予測したということが、標本から母集団の予測を示す。
  STDEV.P:「引数を母集団全体であると見なして、母集団の標準偏差を返します」
   ⇒ 母集団全体であると見なしてというとこから、標本そのものの標準偏差となる。

このように、母集団という言葉がでる方が標本そのもので、母集団という言葉のない方が母集団の推定値となっているので、間違いやすい。
Excel使い方⑦

Excel使い方⑧


・また、標準偏差は平均値の下に表示することが多いが、範囲指定の際、平均値は含まないように注意すること。
Excel使い方⑨


・平均値同様、後で見ても分かるように、左側にラベルを付けること。
Excel使い方⑩



Date: 2019.02.27 Category: 統計処理  Comments (0) 
プロフィール

Author:ALJDN
専門は実験系心理学。
複数の大学で心理学実験の演習を担当。

初めてレポートを書く時はステップⅠを、1~2度経験してレポート作成の基礎が習得されてきたらステップⅡを確認することをお勧めします。

広く拡散して頂けると幸いです。

更に解説して欲しいポイントなど、ご要望があればお願いします。追加解説していく予定です。

その他、ご意見やご要望、あるいは実際のレポートにおける様々な実例など、ブログの充実に役立つ情報をお待ちしております。

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